ランニングで走った距離や速さをGPSで測定する
走った距離やスピードを確認することが可能なことから、近年ではランニングのお供にGPSというのが当たり前となっています。今までもランニングウォッチと呼ばれる、GPS機能はついていないものの距離などを測定してくれる装置は存在しました。しかし、これは歩数と歩幅を使って計測するというシステムであり、距離が一定で道の状態も安定している場所でしか精度の高い測定は不可能だったのです。
それがGPS発信機に変わったことで、自分の位置情報を元に走った距離や速さを自動で割り出してくれる追跡システムが完成しました。そのため、今までは正確な測定のために決まったコースや決められた歩幅でしかランニングできなかったのが、自分のその日の体調によってペースを変えることが可能となったのです。
今までは測定もしっかりしていなかったし装着しても意味ないか、と思っていた方もGPS機能付きのものなら、その正確さに驚くこと間違いなし。最近のGPS機能付きランニングウォッチは小型化も進んでいるので、ランニングの負担となることもありません。
しかも、走っている速さはリアルタイムに表示されるので、それを見ながらペース配分を考えることもでき、自分の走りをしっかりと管理できます。これに加えて走ったコースも記録しているので、いつもとは違う道に入っても安心。後から見返して新たなコースを考え出すことも可能でしょう。
このようにGPSの登場によりランニングは新たな時代を迎えようとしています。